朱玉園

日本で育成されるさくらんぼは３０種類弱の品種がありますが、
朱玉園ではその中から８種類、
中でも「佐藤錦」「紅秀峰」「紅てまり」
「完熟ナポレオン」 に力を入れて育成しております。
雨よけ栽培の他、加温栽培にも取り組み、
５月の下旬より一足早いさくらんぼをお楽しみ頂けます。

果樹は全般に花が咲き結実した順番に熟期・収穫期を迎えます。
おいしいさくらんぼの見分け方は、
「艶があり色が均一で濃い赤色であること」
「軸は太く鮮やかな緑色であること」
それらをしっかりと判断し、
皆様に美味しいさくらんぼをお届けするため、
当農園では全体の1割は捨てる覚悟で、平均より遅く収穫を開始します。

さくらんぼは、手入れをしなければ
一本の樹に約10万個以上の実を付けます。
摘芽、摘蕾、摘果等の作業を経て、
より大きく成る実を5,000〜10,000個まで絞りこみ、
更に「玉揃い」「着色」「肌艶」に徹底的にこだわり70粒ほどに厳選。
こうして、一本の樹からまるで
宝石のように美しく艶やかな「珠玉の化粧箱」 が誕生します。

高畠町大立には、縄文時代から住処にしたと伝えられる
「大立洞窟」があり、寒暖の差が大きいこの場所では、
果実がより甘く鮮やかな着色になります。
こういった土地や自然の力が美味しさのヒミツでもあります。
果樹栽培に適した「まほろばの里・高畠」の肥沃な土地を
次の世代にも残していくことが私たちの使命でもあります。